8月1日の「笑っていいとも!」に、新生モーニング娘。が「テレホンショッキング」のゲストとして登場!
しばら〜く観てないうちに、なんかシステムが変わったらしいですね。誰かの紹介、というものではないみたいでした。
ピンでバラエティに進出しているさゆは何度か出てるらしいですが、モーニング娘。としての出演は、絵里やジュンリンがいた頃以来ですから、2年ぶりくらいになりましょうか。
『One・Two・Three』用の派手な衣装(さゆによると、ブーツなどが新バージョンになっていたということでしたが)で、10人勢揃いで登場。選抜メンバーかな、と思っていたので、全員だったのはよかった。
特に、9,10期にとっては初の「いいとも!」出演なので、世間への顔見せ(^^;ができたという意味でも。
しかし、まぁ・・・前回同様、アウェー感がハンパない(^_^;;;
前と同じことを書きますが、人気タレントだったら「わー」とか「キャー」とか歓声が上がって、大きな拍手で迎えられるであろう場面で、まばらな拍手、声援もなし・・・。
これがA○Bだったらどうだったのか・・・なんて、どーでもいい想像はスルーするとして、けなげに笑顔で座っている10人の娘。たちも、内心では複雑な思いだったのではないでしょうか?
上述したように、フレッシュな8人にとっては、このメジャー番組への初出演なので、緊張感とある種の昂揚感があって、そこまで思い至る余裕はなかったかもしれませんが・・・。
観客のほとんど(全部?)が、平日の真昼間から暇をもてあましている、ジャニーズヲタや芸人ヲタなどのキワモノ女共であることを考慮しても、改めて”今のモーニング娘。”の世間一般的認知度の低さを思い知るのは、ファンとしてちょいと寂しいところ。
ま、そうだからこそ、こういうメジャー番組に”今のモーニング娘。”が出演する意義はある・・・と、ファンとしては思いたいですね。ていうか、思っておこう。
さて、まず花輪ですが、さんまさん、事務所の先輩の堀内さんや森高さんからに混じって、「ももち(Berryz工房)より」っていう小さい花があったのには笑いました(^o^!自分自身の宣伝も兼ねてでしょうけれど、なんか微笑ましい。
また、最近、ハロプロの記事の扱いが大きく、熱くていいと評判の高い「Top Yell」からの花輪がインパクト大!アイドル雑誌多々ある中で、いかにハロプロに傾倒しているかがうかがえて好印象でした。これから贔屓にしたい雑誌だ。
トーク開始は、道重がリーダーになった話題から。会場からもごく小さく「えー?」みたいな声が発せられたようでしたが、これはたいしてわかってない奴らがなんとなく雰囲気でやっただけでしょう。
それより、さゆのキャラを知るタモリさんには、さぞや意外なことなんでしょうね(^^;。「こないだ入って来たばかりじゃないか」って言葉も、タモリさんくらいの人なら実感がこもってますね。10年なんて、ついこないだのこと(^^;;;
そして自己紹介。
さゆの「歴代の中で一番可愛いリーダー♪」発言と、共演機会もあり、よくわかってるタモリさんの”さゆイジリ”は安定路線として、注目はやはり8人の精鋭たち(^^。
鞘師の「中学2年生」に驚くタモリさんでしたが、続けて「鞘師って名前なんですけど、”蛸師(たこし)”に間違えられるんです」ってプチネタを挟んだのは良かった。それだけでも印象の残り方が違いますからね。どうせなら、「叔父さんが広島カープのコーチで・・・」みたいなことを入れたら、より印象が上がったかも?
石田については、「お、(女優のあの人と)同姓同名だね」みたいなリアクションが期待されたけど、サラッと流れました(^^;;。「(初の)宮城県出身」ってところも、私にとっては重要なんですけどね。
代わりに、最年少12歳の工藤にはさらなる驚きの声。会場からもわりと自然な感じで「かわいい〜」が聞かれ、満面の笑みで「ありがとうございます」と応えるくどぅーはやはり万人受けする可愛さ。中身とのギャップは置いとくとしても、その辺がくどぅーの持ち味なんでしょうね。タモリさんも「道重より可愛い」とポツリ(笑)。
他は無難ってとこかな〜。ハッチャケキャラ、のはずの生田がかなりカチカチになってたのがちょっと残念(笑)。KY発言のひとつでもぶちかまして、場内の笑いを誘いたかったところ。
と、ここで、「モーニング娘。のルール」というボードが登場。前回、絵里たちが出たときには、時間がなくて、全員の自己紹介だけで終わった記憶があったので、今回も・・・と心配してましたが、”もう一推し”してくれるようです。
5つあるうちの一番下からめくられましたが、これが順番間違いなのかどうかは不明?でも、誰も戸惑ったりする様子もなかったからOKなんでしょうね。
その一番下に書かれていたのは、「おはようございます。今日も可愛いですね道重さん、とあいさつする」というもの(笑)。「私がリーダーになってからの新ルールです」とさゆ。でも、誰も守ってない・・・って、そりゃそうよね〜。
これに対して、飯窪はるなんの「道重さん、可愛いって、いつも心の中では思ってます」っていうフォロー?がナイス!「それを口に出していこうっていうこと」と突っ込むさゆに、「朝だから、”おはようございます”は短いほうがいいかな、っていう心遣いもあるんです」とまたしてもナイスリアクション。のほほんとしたはるなんですが、実はなかなかの切れ者!
2番目は「後輩は先輩より30分早く集合する」。これは一転してマジメなルール。れいなの発言を待つまでもなく、昔からのファンなら、これが、中澤〜飯田〜吉澤体制あたりの、グループとしての厳しさのあった時代から引き継がれたものであることはピンと来たでしょう。でも、愛ちゃんの和気あいあい時代あたりから、そういうのはなくなっている模様。
厳しかったことを語るれいなに続いて、「当時の先輩が怖すぎたっていうのもあるんですけど・・・」と続けるさゆ。ここで会場の笑いをさりげなく誘うのはさすがです。「誰だ、その一番怖いっていうのは?」と聞くタモリさんに、さすがに名指しは避けるさゆでしたが、「中澤姐さんだろ」と図星のタモリさん。ここでも笑いが起こって、場内の雰囲気が和やかになってまいりました(^^;
でも、これは結構大事かも。特に、世間、あるいは大人の世界を知らない中学生がいっぺんに多数加入した今の娘。においては、(6期の頃までがそうであったように)ある程度の厳しさを持って、プロの芸能人としての自覚と責任感を叩き込んでいくことも必要でしょう。はたして、さゆ体制で復活・・・なるのか!?
3番目の「コンサート終わりには必ずメイクを落としてから帰る」は、新メンバー限定の新ルールで、お肌のために・・・ということですが、いや、それをいうなら、さゆやれいなのほうこそ気を使うべきでは(笑)?
「髪型がカブった場合は後輩が黙って変える」という4番目は、正直その心情はよくわかりませんが、メンバーそれぞれの個性(見た目も含めた)を大事にしようってことなんでしょうね、きっと。先輩が気分で変えたために、あわてて変えさせられる若い子はちょっとかわいそうですが。その辺は、女の子だけの大人数のグループならではの難しさなんでしょう。
最後の「通知表はマネージャーに提出する」ってのは、いきなりリアル(^^;;。でも、義務教育の小中学生をはじめとして、学業との両立を信条とするハロプロにおいては、これは想像に難くないところですね。
「オール1に近い時は、すごい怒られました」と口を滑らすさゆに、「誰だ、オール1に近いのは?」とすかさず突っ込むタモリさん。「いや、私はオール1じゃなかったんですけどぉ」と言いながら、となりのれいなに手を向けるさゆ。「ちょっと、やめてよー!」と声を上げるれいな。これには爆笑ですが、リアルに納得できる話なのがまたなんとも・・・(笑)。
それにしても、最後、場内が笑いの渦で終わったのは、はじめのアウェー感からすると、かなり救われました(^−^;;;。今回のモーニング娘。のテレホンショッキングはまずますの成功、と申せましょう!
最後のおまけとして、次のゲストの玉緒さんへの電話がなかなかつながらなかったり、つながってちょっとしゃべったと思ったらすぐ切れたり、そんなハプニングのために、娘。たちの画面に映ってる時間が数分長くなりました。なんと、普通ならハケてるはずのコマーシャルあけ、次のコーナーのセットのところにまで映ってましたよ。これはちょっとおいしかったです(^^。
また、電話がつながらない、浮いた時間に、「明日も来ましょうか?・・・道重さゆみ、ソロで」なんてアドリブで場をつなぎ、笑いを誘うあたりは、さすがさゆ!バラエティで磨かれた”本領”も見せてくれました。
ということで、想像していた以上に良かった「いいとも!」出演でした。
こんな風に、いろんな番組で、モーニング娘。が、そしてそれぞれのメンバーの個性の面白さが世間にお披露目されるような、彼女たちの楽しさが引き出されるような、そんな出演機会が増えるといいですね。