「ハロプロANNEX presented by Berryz工房」
以前のパシフィックより拡大したこのイベントでは、それぞれが5曲ずつ歌うようですが、そのせいか、ワンコーラスどころか曲の一部分だけを、これまたMCの一部分とつなぎ合わせて編集したものになっているのは仕方のないところ(−−;
イベント内容をちゃんと味わうには不足ですが、都内限定の、それも平日夜のソロイベントなどには到底行くことの叶わない者にとっては、その一部だけでも雰囲気を味わえるのはありがたいこと。そうプラスに考えましょう。
さて、内容について、7人それぞれの感想をちょこっと。
実際のMCがどのくらいのボリュームなのかわかりませんが、DVDを見る限りは歌がメインなので、それぞれの個性が出る・・・というよりは、それぞれの歌唱力が如実に露見する(^^;というのが、このソロイベント全体に感じた印象です。
★ちぃは、そういう意味では、5曲はちょっとツライかも(^_^;;;
懐かしい『幸せビーム!・・・』や持ち歌の『さぼり』、『あいたいけど・・・』はいい感じですが、『赤いフリージア』や『I WISH』クラスの歌になると、さすがに・・・。
彼女はやはりしゃべりと笑顔がメインのほうが似合う。『I WISH』の歌について反省し、リベンジを誓うあたりは彼女の根性を感じましたが・・・。
そう考えると、自由なイメージのソロイベントならばなおのこと、曲数とかを限定せず、何曲歌うかやどんなMCをどのくらいやるかも含めた構成自体を、ちぃのキャラに合わせたらもっとよかったのに、と思いました。
★まぁも、歌唱力だけを言えば今一歩ですが、ふくよかな歌声をたっぷり聴けるのは貴重。1曲目の『恋はひっぱりだこ』から可愛らしい!
そして、今回もやってくれました!ギターの弾き語り。『蝉』はいわば持ち歌ですが、指使いに集中するあまり、明らかに音程外れてました(^^;。
ま、そこはご愛嬌。緊張するソロイベでギターに挑戦するという、その心意気や良し!
さらに、これまた懐かしい『secret base 〜君がくれたもの〜』は良かった!『夏祭り』と同様、意外な選曲ですが、まぁに似合ってましたね。
最後の『愛のスキスキ指数 上昇中』は、萌え〜(^−^!
★キャプテンは微妙な立ち位置(笑)。決して下手ではないですが、うまいというほどでもない(^^;;;。
でも、独特の柔らかい雰囲気がいい感じです。そして、なんといっても驚いたのは、選曲の多彩さ、意外さ。
なんと、佐紀ちゃんがBuono!を歌ってますよ!しかもバリバリの『Bravo☆Bravo』。これは思い切りましたね〜。ハロプロ内にもBuono!ファンは多いですが、佐紀ちゃんもまたその一人でしょうか。
さらにはサザンまで歌っちゃいましたよ!『真夏の果実』・・・これは超意外。他にも、LINDBERGの『今すぐ Kiss Me』など、あのキャプとこんな組合せを誰が予想しえたでしょうか!?
まさにソロイベントならではのおいしさですね〜(^−^。他には、High-Kingで歌った『DIAMOND』や『友達は友達なんだ!』の佐紀バージョンも貴重でした。
ただ、それを抜きにしたとしても、私としてはもちろん、一番行きたいイベントでした(><。
★りーちゃんはさすがです!彼女の歌唱力の高さが、こうしてDVDでいっぺんに観て比較してしまうと、なおさら強く感じられます。長年、ベリのメインを張るのも必然ですね。
選曲は、持ち歌が多かったですが、『マジ夏すぎる』や『恋してる時はいつも・・・』なんて初期の歌も、今のりーちゃんならさらにハイレベルに生まれ変わります。
松浦の歌、『砂を噛むように・・・NAMIDA』を歌えば、あややの歌唱力がさらに高みにあることを思い知りますが、それでも最年少でベリのトップボーカルにある非凡さは充分にアピールされていました。
『メロディーズ』の色っぽい歌い方も、表現力の成長を物語っていましたね。
さらに、ファンへの手紙の朗読、そして、「座って(歌を)聴いてもらったのは、歌や(それに込めた)私の気持ちをしっかり受け取ってほしかったから」という言葉など、クールなイメージの彼女の中にある、普段はあまり表に出すことのない内面を垣間見られたのもファンには大きかったでしょう。
★みやの歌いっぷりもやはりすばらしい!艶のある瑞々しいボーカルは、Berryzクオリティに不可欠なことを再認識しました。
『晴れ 雨・・・』を歌えば、なっちの歌唱力がさらに高みにあることを思い知りますが、それでも(調子のいい時の)安定感は抜群ですね。
『青春バスガイド』をソロで歌っても、全パート歌いこなしているのはお見事です。
さらに、最後まで(選曲に)迷ったという『カタオモイ。』のソロも聴き応えあって、レアなステージ。
最初の『桃色片想い』には驚きましたが(^^、最後にいきなりオトナな『Story』を見事に歌唱するなど、可愛らしさから大人びた雰囲気までを併せ持つ雅の良さが存分に味わえる”ミニライブ”だったといえましょう。
★熊さんも微妙な位置・・・かと思ってましたが、第4のボーカルとして鍛えられてきたおかげか、ソロで聞いてもかなり歌えるようになったなと思いました。『安心感』なんて歌うと、それが良くわかります。
そして、なんといっても、私がライブで一番聴きたいと思っているガーディアンズ4を、それもカップリング曲『Summer Has Come!』と『いつかどこかで。』の2曲も歌ったのはすばらしい!そして、ウラヤマスィ〜(^^;
さらには、こんこん絡みの2曲、『BE HAPPY 恋のやじろべえ』と『涙が止まらない放課後』も驚きの選曲ですが、熊井ちゃんの独特の声にアレンジされて聴き心地よく、これまた貴重で◎。
あと、ステージ上に一人だけだと、飛びぬけた身長の高さを感じさせないところも、なんか見心地がよかった(^o^!
★桃はオオトリ。開演前に、「まったく緊張してません」と言い放つあたり、やっぱり桃子は別格の大物だぁ〜!!
さらには、開演直前のアナウンスを自ら行い、「桃子コールは禁止!ももちコールのみ!」なんて、驚異の「ももち」普及活動。まさに”プロ”です(^o^!
そんなももちの選曲はまさに”プリプリアイドル”な感じでナイス!いきなり懐かしい『チュッ!夏パ〜ティ』。フリもバッチリで、桃らしさ炸裂!
さらに、後輩スマイレージの『スキちゃん』をやっちゃいましたよ〜。これはビックリ!桃がスマイレージのファンだという想像は、まったく違和感ないですね(^−^。
そして、まさかの聖子ちゃん!『青い珊瑚礁』って、これはすごすぎる!ホントに桃が選曲したの?って思いましたが、MCによると彼女の両親の”会議”によって決定したらしい(笑)。とにかく、どっちも桃に似合っててよかった。
他に、Buono!から『マイラブ』と、2ndアルバムから『愛する人の名前を日記に』を披露。他の子にも言えることですが、初期の歌を今の彼女たちが歌うと、その成長ぶりが感じられて、感慨深いものがありますね〜(^−^。
いや〜、これは、ももち推しが行ったら萌え死んじゃうような内容ですね〜(^^。歌の巧拙とか、そういう次元を超えたところに彼女の魅力はあるのだと、改めて感嘆させられます。
機会がいつ訪れるかわかりませんが・・・あるいは、チャンスは自ら作り出すもの、かもしれませんが・・・いずれにしても、ANNEX、一生に一度は行ってみたい。