おめでとう!!!

そして・・・モーニング娘。として迎える最後の誕生日です。今日が水曜日のため、愛ちゃんラストシングルが誕生日にリリース、というお祝いつき(^^。
モーニング娘。在籍10年!リーダー暦4年4ヶ月!・・・いずれも、娘。史上最長を誇る愛ちゃん。まさしく、モーニング娘。の”顔”であった、といっていいでしょう。
それはもちろん、リーダーとしてだけでなく、エースとして。思い起こせば、かおりんがリーダーの頃からすでに、その歌唱力とダンス力を買われ、メインボーカルの一角を担っていました。
2007年5月末、リーダーに就任すると、それまでの体育会系(笑)から、そのやわらかなキャラで”和気あいあい”路線へと変革。娘。史に、「愛時代」とも言うべき、ひとつの時代を築き上げたのでした。
就任当初は、厳しさが足りないところや発言が不得手なところ(トークはもっぱらガキさんがリード(^^;)などで、「リーダーらしくない」という見方もありましたが、こうして今振り返ってみると、娘。としてのまとまり、楽曲パフォーマンスの高い完成度など、「愛時代」は史上最高に充実したディケイドだったと確信します。

そんな愛ちゃんも25歳。女性として、まさに妙齢となりました。最近の愛ちゃんは、ほんと、カッコイイ!!
可愛いとか美人とかいうものを飛び越えた、カッコいい女性という表現が似合います。
デビュー当時、可愛らしいのに方言丸出しで、「田舎から出てきた可愛い子」という、いい意味で垢抜けない女の子でした。「うたばん」などでかなりイジられ、「テッテケテー」なんてあだ名まで付けられたりして(^o^!
その子が、モーニング娘。という一大アイドルグループで磨かれ、才能を開花させていった10年間の集大成が、今の「高橋愛」なのですね。
デビュー当初から彼女を見続けているファンとして、その成長ぶり、変貌ぶりに目を見張るとともに、感慨深いものがあります。

愛ちゃんの卒業が、あと半月と迫ってきました。モーニング娘。の一時代が終わろうとしています。
3人のメンバーが一度に去り、4人のフレッシュな新人を迎えた今年1月も、ユニットとしての大きな変わり目でしたが、高橋愛の卒業はそれ以上に、娘。に変革を求めるように思います。
「愛時代」の終わりは、「新垣時代」の始まりであり、文字通り「新生」と呼ぶにふさわしい、新しいモーニング娘。のテイクオフとなりましょう。
そんな「新生モーニング娘。」を、愛ちゃんは「(観客として)見に行きたい」と語ります。自分のいない、一ファンとして観る娘。は、彼女の目にどんなふうに映るのでしょうか。
25歳での卒業は、かおりんやなっち同様、「アイドルを全うした」といっていいと思います。「感覚が子供のまま」(SANSPO)の娘。を卒業して、大人の女性、愛の新たな輝きが始まります。

【高橋愛卒業記念盤】
「大切なことは受け継がれていく」(oricon)とも語る愛ちゃん。リーダーとして後輩たちに伝えてきたモーニング娘。スピリット。それは、言葉ではなく、彼女自身が10年間の活動の中で気付き、育み、自分の物にしてきた”娘。魂”なのですね。
そのスピリットを受け継いだ、愛すべき新生モーニング娘。と、「新生高橋愛」の未来に、これからもエールを送っていきたいです。