そういえば、今日は小川紗季ちゃんが”卒業”した日でした。
「たられば」は禁物ですが、もしサキチィーがいたら、スマの楽曲的なレベルはもっと高いものになっていたかもしれない。いえ、きっとそうでしょう。
いま、スマイレージでメインボーカルを張るのはかにょん様!たしかに、彼女の声量は安定してますし、聴かせる声の力も、現メンバーでは一番でしょう。
追随するメインパート担当として、タケチャンとめいめいがいます。この子たちも素質は充分ですし、特徴のある歌声も耳に残りやすいし、頑張ってる姿が好感です。
でも・・・。スマイレージというグループ全体のパワーを考えると、何かちょっと物足りない。
娘。におけるれいな、℃-uteにおける愛理のような、そのグループの楽曲を代表するインパクトを持ったボーカルが足りない。
今年、高校1年生となる小川紗季ちゃんがもしいたならば、間違いなくそういう存在・・・スマイレージの「顔」的なボーカリストとして君臨していたことでしょう。
そう思うと、やはり惜しい才能を失った感は拭いきれませんが・・・、感傷は申しますまい。
そしてもちろん、上述のことは、今のスマイレージを否定するものでは決してありません。
今の6人のスマイレージこそが、紛れもなく現在進行形のスマイレージであり、彼女たち6人でしか表現できない楽曲、世界観があるはずです。
これは、メンバーが頻繁に入れ替わってきたモーニング娘。においてよく言われたことですが(特に、愛リーダーがよく語っていましたが)、そのときの、そのメンバーでしか届けられない歌をファンに届けること・・・それが、プロのアイドルグループとしての使命であり、また矜持でもありましょう。

なんて、また自己流の思いをめぐらせてみましたが、普通の高校生となった紗季ちゃんが、ふとテレビやネットで、若さはじけるスマイレージの曲を聴いて、姿を見て、穏やかに微笑む・・・。
そんな想像は、ぜひ現実であってほしいと思ったりします。