2012年06月27日

新生娘。たちの決意 GIRLPOPインタビュー

 「GIRLPOP 2012 SUMMER」は新生モーニング娘。特集!そのインタビュー記事が特に読みごたえありました。


 まず、6期のインタビューに”オトナ”を感じます。これなら、これからの娘。を2人で率いていけそうです(^^

 メンバーが、特に愛ちゃんやガキさんのような、今まで娘。を引っ張ってきたようなメンバーが卒業するとなると、これからどうなるんだろうって不安になるのが当然。でも、「なんとかなるのがモーニング娘。」というれいなの言葉はすごく頷けます。

 実際、これまで娘。はそうやって、「なんとかなって」やってきたわけだから。また、その時々の娘。が一番だから変わらないで・・・と思いつつ、変わればそれになじんで、またその新たな良さを感じてきて、「やっぱり今が一番ベスト!って思えるのがすごい」というさゆみにも大いに共感。

 私も長く娘。を見てきて、その変化に翻弄されながらも、いつのまにか、その時の、つまり”今の”モーニング娘。が一番好きになっている、という感覚を味わってきています。それが、この類希なアイドルグループの特別な魅力なんですね。

 れいなの話で印象深いのは、メンバーが長く変わらずにやっていた時期(いわゆる”プラチナ期”と呼ばれる時期)は、ダンスがそろってたりレベルは高かったけど、雰囲気は重たかった、というもの。愛ちゃん体制でアットホームだった反面、固定したメンバーが切磋琢磨し、アダルトムードでレベルアップしていく、いい意味の厳しさみたいなものがあったんじゃないかなと推測されます。

 それが、年長者が抜け、9,10期が入ることで、グループ全体が明るく、カラフルに、元気弾ける感じになった。そして、そういう雰囲気がもともと好きなれいなも、「その楽しさが顔に出る」ようになって、変わってきた、と同期のさゆも評します。

 これはすごくいい感じじゃないでしょうか。もちろん、プラチナ期のアダルトモードを否定するものでは決してありませんが、やはりアイドルグループであるからには、明るさ、元気さがあふれていてほしいもの。だから、2011年の、若き新人を8人も入れるという、無茶とも思えた大変革は、見事な正解だったと言っていいでしょう。そして、それを決断し、実行したプロデューサーの見識も見事というほかありません。

 さらに続けて、その明るく、若々しくなったがために、ワイワイ・キャピキャピとした楽しい雰囲気だけになることへの締めも忘れません。みっしげリーダーは、昔の良さ(ある種の厳しさ)と今の元気な楽しさとのバランスが大事と語ります。

 「私たち(6期のさゆとれいな)が、こういう会話(これからのモーニング娘。をどうまとめていくか)をできるようになったこと自体・・・」、最年長となった6期ふたりの成長だと示唆するさゆの言葉も印象的です。

 最後にれいなの言葉。「他のグループと同じふうに見られたくない・・・『さすがモーニング娘。は違うよね』って言われるようなパフォーマンスをしたい」!

 これからの娘。を牽引する2人がそれを意識し続ける限り、私もファンとして、それを信じていけます。


 さて、9,10期たちのインタビューでも、まずその話題に。なぜ、娘。を選んだかという質問に対しては、異口同音に「パフォーマンス力で、モーニング娘。がアイドルのトップ」との認識の回答。彼女たちも、その”ホンモノ”志向によって、数あるアイドルの中から娘。を選んで、そして娘。になってくれたのが嬉しい。

 次に、私も今の娘。において気になっているメンバー構成とその関係性ですが、「9期だけの頃は、先輩との年齢が離れていたのであまりしゃべれなかったけど、(6期にも物怖じせずガツガツ行く)10期の(勢いの)波に便乗して」(香音)、年長のふたりとも会話が弾んでいる様子。

 笑えたのは、そのガツガツ行く10期の波のスタートは佐藤優樹ちゃんとのことで(^^;、彼女がいなかったら先輩とそんなに仲良くなれなかった(亜佑美)といいますから、そういう、今の娘。のムード作りという点で、まーちゃんの存在は非常に大きいことが窺えますね。

 これからの課題や目標についてですが、フクちゃんの言葉が象徴しているように思います。「モーニング娘。はハロプロの頂点であって、歌も踊りもアーティスト級なイメージがあった」・・・けど、9,10期の加入によって、一時的にせよ、そのレベルが下がっちゃったので、これからどんどん上を目指して、ハロプロの頂点になりたいな・・・このフクちゃんの言葉こそ、8人共通の目指すところでしょう。

 また、香音ちゃんの言葉も印象的。「娘。はメンバーが変わったらその都度雰囲気が変わるグループだと思うので、昔からある先輩・後輩の独特な雰囲気も残しつつ、私たちのまんまをグループの雰囲気として出していけたらいいと思います」・・・これもまた、いつの時代も言われていたことですが、モーニング娘。というグループのあり方の原点ともいえるでしょう。

 メンバーが入れ替わっていくという宿命がある以上、雰囲気が変わるのは当たり前。だから、娘。のスピリットは継承しつつも、そのときのメンバーでしか出せない色=個性をしっかりと発現し、そのときの娘。でしか味わえないパフォーマンスを披露する・・・それがモーニング娘。というアイドルグループであり、それこそが最大の魅力であるわけです。

 最後の締めの言葉はえりぽん。「世界で誰ひとり知らない人がいないグループにしたい。・・・世界一を通り越して、宇宙一のアイドルグループを目指します!」(^o^;


 世界で誰ひとり・・・は難しいでしょうけど、日本独特のポップカルチャーとして世界に認知されている”日本のアイドル”のファンは、我々の想像以上に世界中にいる。

 そういう、世界中の「ジャパニーズアイドルヲタク」の中で、一番の認知度、そして人気を勝ち得ることは、この娘。たちなら充分に可能です!

 一ファンとして、そのことも願い続けていきます。

 いや〜、これからのモーニング娘。が本当に楽しみですね♪

 


posted by 麗夢 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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