2008年04月10日

Gatas 第2章終結

 ついにこの日がやってきました。時は4月6日、ところは有明コロシアム。
すかいらーくグループリーグ最強決定トーナメント』が行われました。

 実は、開会式で初めて知ったのですが、この大会が、働く女性たちによるフットサルリーグ「すかいらーくグループリーグ〜Futsal League For Working Lady〜」の最終戦なのでした。

 芸能人女子によるスフィアリーグを卒業したGatas Brilhantes H.P.が新たに参戦して、2007年5月に開幕したこのリーグも、今回で6大会目。これまで参加した全8チームが一堂に会しての最後の熱き戦いとなりました。

 開会式では、オレンジのユニフォームもまぶしく、最後の8番目に登場した我らがGatas。吉澤キャプテンによる選手宣誓で、さぁいよいよ最終決戦の開幕です。


 詳しい情報が入ったら、また改めて記事にすることもあるかと思いますが、記憶の温かいうちに各試合を振り返っておきたいと思います。

◎adi-UNIT5 vs BUONE CONDIZIONI

 これは驚きました。1回戦第1試合から大波乱!このリーグで参戦した大会すべてに優勝し、圧倒的な強さを誇って、今大会でも優勝候補筆頭だったアディダスチーム。

 この試合でも切れ味鋭いプレーは相変わらずだったのですが、しかし、夏のお台場から参加したスポーツトレーナーチームの動きはそれを上回ったのでした。アディダスの攻撃を厳しくブロック。

 1点先制された後、粘り強い攻撃で同点に追いつくと、後半、一歩も譲らない緊迫した状況の中、一瞬の隙をついてBUONEが2点目をゲット。逆転に成功すると、そのまま、硬いディフェンスで逃げ切り勝利。

 なんと、これまで一度も負けたことのなかった、優勝候補ナンバーワンの最強チームが1回戦で姿を消すとは!これが勝負の怖さというものなのでしょうね。終了ホイッスルの瞬間、仰向けに倒れこむアディダスキャプテンの姿が印象的でした。

 このとき正直、最大の強敵が消えたことで、Gatasの優勝の可能性が高まった、と一瞬思ったのですが、しかしそれもつかの間、新たな脅威の存在を強烈に意識せざるを得なくなりました。

◎FC Weider vs knt! サプライズ

 一度も勝ちに恵まれていないWeiderを応援したくなる試合でしたが、意外なほどの大応援団が声援を送る近畿日本ツーリストチームが早々と先制。

 Weiderも1点を返しましたが、結局は2-1で惜敗。それにしても、お台場で登場したときには全然弱かった2チームが、短期間でここまで”サッカー”ができていたことは見事です。感嘆の拍手を送りました。

◎Gatas Brilhantes H.P. vs team ViVi

 これまた予想外な展開。初戦から心臓に悪い試合となりました(^^;;;。

 昨年夏に結成されたばかりでチーム力はまだまだのViVi。前回の夢庵ステージでもGatasとの力の差は歴然だったので、当然Gatasサポーターとしては楽勝ムードでいたのですが、そんな気分はあっという間に吹き飛ばされてしまいました。

 これが1ヶ月前と同じチームか、と思うほど動きのいい相手ディフェンスに、先発の是ちゃんも得意の高速ドリブル突破が封じられ、いつものプレーがさせてもらえません。ボールを持った選手へのチェックやパスカットの厳しさに翻弄され気味のGatas。

 それどころか、わずかな隙をついて放たれた相手シュートが紺ちゃんの手をすり抜け、ViViに先制を許してしまいます。いつもながらの大応援の声は上がりますが、もしや?の不安が胸によぎるのを禁じえないサポーターたち。

 前回と違って少しも気を抜けないGatasは、後半も是ちゃんがフル出場して何とか打開を図りますが、相手の執拗なディフェンスに攻めあぐねる展開が続きます。いい攻撃の形で相手ゴールまでは攻め込むのですが、得点が決まらない。

 無情にも時は進み、後半も残り30秒。万事休すか・・・と心の中で悲鳴をあげるサポーターとチームを救ったのは、後半出場の菅原ちゃんでした。

 強化メンバーとして加わった期待の新星は、動きの封じられた是ちゃんの代わりとばかり、ピッチに入ると見事なボールさばきとスピードを魅せていました。そして・・・ゴール前の最後の混戦からこぼれたボールに電光の反応で飛びつき、ついにゴールゲット!!

 観客の大半を占めるGatasサポーターの大歓声が場内にとどろいたのは言うまでもありません。まさに起死回生!!このまま正規タイムは終了し、PK戦に突入です。

 しかし、このPK戦がまた、エンドルフィンの禁断症状を起こしそうな展開に(^^;;;。

 5人ずつのPKで、先行を取ったGatasでしたが、なんと、一人目の是ちゃん、二人目の柴っちゃんが連続してはずしてしまい、大ピンチ。相手は1本目を決めて、またしても絶体絶命な状況に。

 しかし、ここから紺ちゃんが踏ん張り、好セーブ。この間にGatasは藤本&石川が2本成功させ、よっすぃ〜が惜しくもはずしたものの、5人を終わって2対2のイーブン。サドンデスの6本目でまいが確実に決め、相手の力ないシュートを紺ちゃんがガッチリキャッチして、何とか勝ち上がりました。

 いやはや、薄氷の勝利とはまさにこのことでしょう。不覚にも体が震えました。久々に肝を冷させていただきました(笑)。まぁ、これもGatasの勝負強さでしょう。Gatasらしいといえばらしい(^^;

 あと、選手層の薄い相手チームにおいては、PKが進むにつれて、ほとんど試合に出ない=ボールを蹴ることにも慣れていない選手が出てくるので、その辺の、練習量や試合経験でベンチ入り選手全員が上回るGatasが有利になったものと思います。

◎SAMURAI CREW vs EMULSIONS

 大会ごとに着実に力をつけているJALのフライトアテンダントと、かなりテクニックのある選手が2,3人いながら、このリーグで勝ち星のない資生堂チームとの対戦。

 両者ともサッカーらしい動きができていることに改めて感心します。予想通り拮抗した試合展開の中、後半に貴重な1点を奪ったEMULSIONSが逃げ切り、リーグ初勝利を得ました。


 さぁ、準決勝です。

BUONE CONDIZIONI vs knt! サプライズ

 大応援団の後押しを受け、勢いに乗りたいサプライズでしたが、実力に勝るBUONEは前半で2点を奪い、そのまま勝利。やはりこの強敵がGatasの相手か・・・と気持ちの先走る私でした。

 それでも、後半を0点に抑えたサプライズもよくやったと言えましょう。

Gatas Brilhantes H.P. vs EMULSIONS

 大勢のサポーターの願いを受け、奇跡的な勝負強さで勝ち上がったGatasは、今まで負けたことのない相手との準決勝戦を迎えましたが、う〜ん、この日のGatasはやはり本調子ではなかったのか?

 先発の是ちゃんの、あのいつものすばらしいサイド突破が封じられ、もどかしい展開。1回戦で覚えた冷や水の感覚がよぎります。ただ、相手にも得点を許さず、0-0で前半を折り返します。

 絶対エースが封じられた代わりに活躍したのが新戦力でした。後半投入の永井ちゃんが、柴っちゃんのコーナーキックをゴール前で合わせ、待望の先制点!場内大歓声!

 でも、まだ気は抜けない。特にこの日のGatasにおいては。。。1点差のまま後半もロスタイム。この時間が異様に長く取られ、この間に相手のチャンスが生まれちゃうかも、とやきもきさせましたが、この長いロスタイムで追加点を入れたのはGatasでした。

 この日絶好調の菅原ちゃんが、相手ゴール前でボールを奪うと、キーパーを冷静に交わして、ダメ押しゴール!2-0で勝利し、決勝進出です。ようやくサポーターを安心させてくれました。我らサポーターにとってはこの大会、決勝進出が最低義務でしたから。


 決勝戦の前に、5位決定戦というのが行われましたが、これがなかなかに名勝負でしたので、記しておきます。

adi-UNIT5 vs FC Weider

 一勝が遠いWeiderに対して、リーグ最強の戦績を持つアディダスは容赦ない攻撃。一人の選手に4連続得点を許してしまうなど、一方的な展開。6-0の圧勝でアディダスが意地を見せました。

 ちょっとかわいそうな感じもしましたが、でも、Weiderのメンバーに悲壮感はなく、Fリーグのオフィシャルスポンサーとしてフットサル自体を応援している姿と相まって、声援を送りたくなるチームでした。

SAMURAI CREW vs team ViVi

 純粋に「試合」として見たとき、実はこの対戦が一番おもしろいゲームでした。すごい白熱した試合になりました。

 先制したのはSAMURAIでしたが、ViViは前半のうちに2点を入れて逆転。後半開始早々にも1点を追加して、3-1としたViViが勝利かと思われました。

 しかし、残り3分を切ってから、SAMURAIが怒涛の反撃。ただでさえ背の高いフライトアテンダントの選手たちの中でも、特に長身の選手がパワフルなプレーで続けざまに2点を入れて同点。

 そして、終了間際。高い浮き球になったコーナーキックに、その長身選手が右ポスト際でヘディング一発。SAMURAIが4-3で劇的な逆転勝利を収めました。

 これには、Gatasサポーターを始め、場内の観客みんなが「おお〜!」と興奮。チームの応援という枠を超え、ドラマチックな試合に熱中していました。本当にすばらしい、印象に残る試合でした。


 いよいよ「最強決定トーナメント」決勝戦の時がやってきました。

Gatas Brilhantes H.P. vs BUONE CONDIZIONI

 真夏のお台場では引き分けた相手なので、Gatasにも充分勝機はありました。が・・・。この日の勢いはBUONEにありました。

 試合開始早々に1点先制されてしまい、相手の鋭い攻めに劣勢を強いられるGatas。悲痛なムードを振り払ったのはエースでした。前半終了間際、相手ゴール前で滑り込んでボールに喰らいついた是ちゃんが同点ゴール!場内を大いに沸かせます。

 同点で迎えた後半。まだまだ希望の火は燃えている・・・はずでしたが、勢いづいたのは相手のほう。続けざまに2点を追加し、1-3とGatasを引き離します。ここまでか・・・?消えかかった希望の火を再び灯したのは、この大会のヒロイン、菅原ちゃん!

 クロスボールに見事に合わせたゴールで1点差に追いすがるGatas!1回戦の奇蹟の再来なるか!?その期待と興奮にいっそう高まるサポーターの大声援。最後の最後まであきらめないGatas戦士たち。

 しかし・・・試合終了間際、ゴール前の混戦から、紺ちゃんの手をすり抜け、Gatasゴールにボールが吸い込まれました。そして、決勝戦は終了。2-4のスコアで、Gatasは準優勝となりました。


 閉会式での吉澤キャプテンの言葉はすがすがしいものでした。
「優勝できなかったのは残念だけど、全力を尽くした結果なので・・・」納得できる結果だった、といったコメント。

 そのとおり、今回の大会では、悔いの残る試合はなかったと思います。サポーターの声援を受けて、選手みんながイキイキとプレーしていました。

 たしかに、思い通りにボールを運べなかったり、危なっかしい展開もありましたが、それは試合では常のこと。全員が全力で戦えた、という満足感が、選手たちにも、我々サポーターにも広がっていたのはたしかです。

 夢庵のときみたいな余裕がなかったためか(^^;、全試合にフル出場した正キーパーの紺ちゃんも、いつもながらの勇気あるセービングを見せてくれました。今回もゴール真後ろの席だったので、その奮闘ぶりはしっかりと目に焼きついています。

 そして、一番の輝きを放った菅原佳奈枝選手。新戦力の中でも、特にゴールセンスに優れた18歳の彼女が、希望を与えるゴールを連発。3試合で3得点の大活躍でした。これからのGatasの戦いに、大きな期待を抱かせてくれます。



 「すかいらーくグループリーグ」では初めて、完全トーナメント制で行われた今大会でしたが、やはり、負けたら終わりの一発勝負のトーナメントは見るものの興奮をいや増しに高めます。久々に、手に汗握るエキサイティングな震えを味わわせていただきました(^−^。

 いやもちろん、Gatasの試合はいつも気持ちが高ぶるのですが、これまでの大会では、アディダス以外の、力の差がある相手に対しては、割と危なげない勝利を収めてきていたので、今回のようなハラハラドキドキの興奮は久しぶりに覚えた感じなのです。

 思えば、芸能人女子フットサルチームによる「スフィアリーグ」も毎回このようなトーナメントで、ひとつのシュート、ひとつのクリアに一喜一憂していた、あの感覚を思い出すのでした。

 やっぱり、筋書きのないドラマ・・・生のスポーツ観戦って、すばらしいものですね。そのすばらしさを分かち合えたGatasのみんなに改めて感謝です。


 さて、Gatasの活動第2章とも言える、「すかいらーくグループリーグ」は終了しました。これからのことはまだ何も公表されてはいませんが、いつかきっと、どこかで、Gatas戦士たちのすばらしく、熱い戦いを、全身全霊のガッタススピリットを魅せてくれる日が来ることを心待ちにしたいと思います。

 


posted by 麗夢 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | sports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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